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経済的に自由になる方法を考えるチキンのブログ。3歩歩くと忘れるので考えたことを記録します。

放置でOK!節約のためにベランダで野菜を育ててみた。


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こんにちは!考えるチキン(@thinking_ckn)です。

 

節約のために以前からベランダで野菜を育てていたのですが、最近は安定して収穫できるようになってきました。

同志のために、ノウハウをブログに残しておきます。

 

 

ベランダに放置しても野菜は育つのか

実際にベランダで育った野菜は以下のような感じです。

中央にあるのがサニーレタスで、左右にあるのがコマツナです。

1.5ヶ月程度でこのくらいまで育ちました。

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一般的に野菜を育てる場合は定期的な水やりが必要ですが、

私は水耕栽培で育てているため、水やりは週1回程度で済んでいます。

それなりに放置しても液肥がある限り、勝手に野菜が成長してくれるので楽です。

 

サニーレタス

20cm程度に成長しています。

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2株で40g程度の収穫量でした。

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コマツナ

30cm程度に成長しています。

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2株で60g程度の収穫量でした。

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水耕栽培の利点

水耕栽培の利点について、整理してみます。

 

それなりに放置しても野菜が成長する。

水耕栽培では、土のかわりに液肥で育てます。

液肥がなくならない限り放置できるため、1週間程度の放置であれば問題なく野菜は育ってくれます。

手が掛からないので続けやすいです。

 

ランニングコストが安い。

野菜を育てるための消耗品は以下の3点程度であり、基本的にランニングコストは無視できるほど安価です。

  • 液肥
  • 野菜の種
  • 育苗用スポンジ

また、収納ケースで野菜を覆っているため、液肥の蒸発を避けられています。

後述の水耕栽培装置の構築には初期投資が必要ですが、トータル5000円程度で始められます。

 

虫の被害を避けられる。

収納ケースで野菜をガードしているため、大きめの昆虫からの被害は避けられます。

収納ケースは透明で、太陽の光は通してくれるため、小さいビニールハウスのような役割を果たしてくれます。

虫嫌いの人でも野菜を育てられます。

 

安価な水耕栽培装置を構築する

ベランダで使用している水耕栽培装置の構築方法です。

18株を同時に育てることができます。

液肥など全て込みで5000円程度で構築できます。

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液肥

Amazonハイポニカを約1500円買いました。

 

収納ケース

ニトリの収納ケースを店頭で500円で買いました。

ここに液肥を5リットル程度ためています。

 

ワイヤーネット

セリアでワイヤーネットを100円で買いました。

29.5×62cm(8×17マス)のサイズが、上記の収納ケースにぴったりでした。

収納ケースの底から2cmくらい浮かせて設置します。

アルミホイルで覆ったほうが液肥の蒸発を防げる気がします。

 

育苗ポット

上記のワイヤーネットに育苗ポットを設置して使います。

Amazonで1800円程度で購入しました。

30個入りを購入したため、もっと安いのがあるかもしれません。

 

プラコップ

育苗ポットにプラコップを装着したほうが苗が安定します。

セリアで100円で買いました。

 

スポンジ培地

スポンジ培地を使って野菜の種から育てています。

当時は300個を500円程度で買えたのですが、今は1000円位になっています。

育った苗はスポンジ培地ごと育苗ポットに装着して、液肥に入れます。


野菜の種 

サニーレタスとコマツナの種をホームセンターで買いました。

安いやつでいいと思います。

 

水耕栽培の課題

現状は、以下の2点の課題があります。

完全に室内で育てられれば解決しそうですが、室内栽培の場合はLEDで光合成させることになるので、そうなると電気代をペイするのは難しそうです。

 

気温に左右される

ベランダで野菜を育てているため、夏は暑く冬は寒いです。

季節によって育てられる野菜が制限されそうです。

ただし、レタスとコマツナは今年の8月からの猛暑に耐えて育ったので、あまり気にしなくても良いのかもしれません。

 

小さな虫が出る

収納ケースで野菜を覆っているため、大きめの虫の被害は受けていないのですが、小さい虫は収納ケースの隙間から侵入するので被害を受けます。

今はアカダニに悩まされています。

収納ケースを密閉すれば被害は受けなくなりますが、野菜の光合成には二酸化炭素が必要なため、密閉しても育つかは不明です。

 

光の強さは重要

光の強さが足りないと、野菜がひょろひょろの「徒長」という状態になります。

植物には光合成を行う最低限の光量というのがあり、これを「光補償点」と呼ぶようです。

室内のLED栽培でサニーレタスを種から育てましたが、光量が足りておらず徒長になってしましました。

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LEDにより強い光を当てようとすると、ランニングコストとして電気代がかかってくるため、これをペイしようとするのは困難です。

日光であれば、無料で強い光を得られるため、おすすめです。

 

まとめ

もともとは月々の食費を節約するために始めたプロジェクトです。

肝心の節約効果ですが、野菜1株あたり30円程度しか節約できていないようで、ほぼ節約効果はなさそうです。

しかしながら、続ける手間がかからないのと、ランニングコストがほぼ無料であり続けるほど利益が出るため、継続はしてみようと思います。

田舎でなくとも、都市部のアパートやマンションのベランダで野菜を育てるのは可能です。 規模を大きくすれば野菜の自給自足は割と簡単にできるのかもしれません。

また、野菜が日々成長することと、子供が自分の作った野菜を食べてくれるのは、なかなか楽しいです。

 

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過去の家計の状況は、下記のカテゴリを参照ください。

thinking-chicken.hatenablog.com