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経済的に自由になる方法を考えるチキンのブログ。3歩歩くと忘れるので考えたことを記録します。

グレアムの証券分析を完読できなかった私が、毎月配当ポートフォリオを考える。


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図書館でグレアムの証券分析を借りて読んでいましたが、結局完読できずに返却期限が来てしまいました…。

 

そんな私が、毎月配当ポートフォリオを考えてみます。

 

 

 

まず毎月配当が欲しい理由

現在、積立投資は続けており、これによる資産の拡大は今のところうまくいっています。

 

しかし、この投資方法では日々の生活が良くなっている実感が無いのが気になっていました。

 

そこで、投資により毎月配当金を受け取る方法を考えることにしました。

これなら投資金額が増えれば、月々の配当金も増え、投資により生活が良くなっていることが実感できます。

将来的なセミリタイア生活としても、配当金は収入の1つの柱となってくれるため、相性が良いです。

 

毎月配当ポートフォリオの基本方針

  • 毎月の生活が良くなっている実感を得たいため,配当金を毎月受け取れること。
  • 安定的に配当金を受け取りたいため、配当金が為替などの影響を受けないこと。
  • 日本から出ていくつもりは無いため、円価で配当金を受け取れること。
  • 安定的に配当金を得ることが目的であり、元本の大きな変動を望まないため,ディフェンシブなポートフォリオとすること。(別件の積立投資で大きなリスクをとっているため、このポートフォリオではリスクは抑えること。)

 

毎月配当ポートフォリオの構築 -2つの方法-

毎月配当ポートフォリオの構築方法としては、ざっくり下記の2つを考えました。

 

① 個別銘柄でポートフォリオを構築する場合

メリット:
デメリット:
  • 複数の銘柄を組み合わせて自分でポートフォリオを組まないといけないため、銘柄管理が複雑で手間がかかる。
  • 将来的に安定的に配当を出す銘柄の選定が困難。損切りや買い増しの判断を自分で行う必要があるため難易度が高い。
証券口座

証券口座は日興フロッギーが候補です。

個別銘柄で毎月配当を受け取るには株式だけでなく、REITも混ぜる必要があります。

日興フロッギーであればREITなどの1株価格が高い銘柄も500円から売買できます。

 

ETFポートフォリオを構築する場合

メリット:
  • 各アセットごとにETFを1銘柄持てば良いため、銘柄管理が簡単。また、損切や銘柄入れ替えもETFの運用方針に従って勝手にやってくれる。
  • ETF運用であればどの銘柄も似たようなものなので、銘柄選択の難しさが無い。
デメリット:
  • ランニングコストがかかる。配当金の約10%がランニングコストに取られ、10年運用するとおおよそ1年分の分配金が消える。

  • ETFにより銘柄が分散されるため、好みの高配当銘柄のみを選択する自由度は無い。

証券口座

証券口座はSBIネオモバイル証券が候補です。ETFも1株から購入できるため。 

 

結局どちらの方法を選択したか。

個別銘柄でポートフォリオを構築する方を選びました。

 

もともと、配当を貰うのが目的であり、個別銘柄でポートフォリオを組めばランニングコストがかからないのが魅力的に見えました。

 

また、安定的に高配当を受け取れる銘柄を選び出すことができれば、ETF運用より多くの配当を受け取れると思いました。

 

ただし、これらの銘柄を選び出す難易度は高く、有価証券報告書を読み解く能力は必須であると考えました。

 

そこで、バリュー株投資のバイブルであるベンジャミン・グレアムの「証券分析」を読むことにしました。

 

グレアムの証券分析を読んでみて

グレアムの証券分析を読んでみましたが,挫折しました…。

 

理由は、1000ページとボリュームが多いこと。

第一部の証券分析の重要性は興味を持って読めたのですが、第二部の債券の分析に興味がわかず、そこで手が止まってしまいました。

 

理由はなんにせよ、証券分析を読めない自分には、個別銘柄で分散ポートフォリオを構築するのは難易度が高いことを悟りました…。

 

また、銘柄を選定するために有価証券報告書を読み解き、良し悪しを判断するには、莫大な時間がかかることが予想されますが、グレアムの本も読めない自分には興味をもってこれに取り組める気がしませんでした。

 

試しに、日興フロッギーで個別銘柄を購入してみたのですが、値下がりした際に買い増しすれば良いのか、損切すればよいのか判断がつきませんでした。

 

グレアムの証券分析を読み切れなかった私の毎月配当ポートフォリオ

ということで、結局ETFによる毎月配当ポートフォリオを考えることにしました。

ETFによる指数運用なら、市場の平均であり、 仮に最終的に損が出たとしても、納得できる気がします。

また、指数運用であれば将来的に平均回帰することを信じて、買い続けることができると思いました。

 

アセットアロケーション

長期的に配当を貰うために、基本的に購入した銘柄は持ち続けるため,ディフェンシブなアセットアロケーションを組むようにします。

 

オールウェザーポートフォリオで有名なレイ・ダリオの言葉として「株式は債券の3倍の値動き」というのと、3倍3分法ファンドを参考に、債券中心のアセットアロケーションにします。

 

先進国債券には為替ヘッジをつけるため、リスクはもう少しマイルドになるはず。

 

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※myINDEXで作成(https://myindex.jp/)

 

 

ポートフォリオの構築と配当予想

為替の影響を受けたくないため、国外への投資は為替ヘッジを付けます。

 

配当は円価で受け取りたいため、東証ETFの銘柄を対象とします。

 

結局、毎月配当ポートフォリオと言いながら6月と12月は配当無しです。まあ会社からボーナスが出るのでいいか。どうしても配当が欲しければ個別株を組み合わせる。

あと、楽天銀行の利息もこっそり入れておきます。

 

 

銘柄コード 銘柄名 投資対象 配当率 1月 2月 3月 4月 5月 6月 7月 8月 9月 10月 11月 12月
1651

ダイワ上場投信-

TOPIX高配当40指数

日本株指数
(テーマ別)
3.53%                
1478

iシェアーズ MSCI ジャパン

配当利回り ETF

日本株指数
(テーマ別)
2.62%                    
1595 NZAM 上場投信 東証REIT指数 REIT指数 4.02%                
2512 NEXT FUNDS 外国債券・
FTSE世界国債インデックス(除く日本・為替ヘッジあり)
連動型上場投信
債券指数 1.13%                    
- 楽天銀行 預金 0.10%                    

 

※債券の平均最終利回りが0.0%付近なのが気になるが…。

https://www.nomura-am.co.jp/fund/monthly1/M1142510.pdf

https://www.nomura-am.co.jp/fund/monthly1/M1142512.pdf

まとめ

東証ETFで毎月配当ポートフォリオを考えてみました。

 

これで実際に運用していこうと思いますが、最初は慎重にETFを1株から購入できるSBIネオモバイル証券で少額からテストしていこうと思います。

 

運用実績は来月からの資産状況で報告していきます。実際に配当金が出るのは数カ月後からと思いますが。

 

そしてグレアムの証券分析はいつか読みます…。